2010年01月22日
Arc`teryx - Atom LT hoody
こんにちは。鳥です。
ようやく最近気付いたのですが、どうやらtori-birdという生き物の生態は温帯に適しているようで、冬の寒い地域に進出するととたんに動きを鈍らせる傾向にあることが判明しました。たとえば先日の甲武信ヶ岳もコースタイム5時間半のところ実際は8時間あまりかかり、先週の北ヤツに至っては高見石小屋から黒百合平まで3時間のところ4時間半もかかっていて、去年の冬の山行を振り返ってみてもコースタイム以下で歩けたケースはほとんどありません。
ようやく最近気付いたのですが、どうやらtori-birdという生き物の生態は温帯に適しているようで、冬の寒い地域に進出するととたんに動きを鈍らせる傾向にあることが判明しました。たとえば先日の甲武信ヶ岳もコースタイム5時間半のところ実際は8時間あまりかかり、先週の北ヤツに至っては高見石小屋から黒百合平まで3時間のところ4時間半もかかっていて、去年の冬の山行を振り返ってみてもコースタイム以下で歩けたケースはほとんどありません。
たしかに冬山装備を担ぐために足が重くなるのは当然で、雪の積もったトレイルで歩きにくくなるのも要因の一つです。しかし、そうだとしてもコースタイムの1.5倍から2倍近く時間を要してしまうのは何か他に理由があるだろうと考えて思い当たったのが冒頭の下りでした。
どうも日常生活と掛け離れた低温下ではただそこにいるというだけで体力が奪われていくような気がしますし、動けば暖かくなるのですが、今度はそれで暑くて汗をかいて体温調整で忙しくなり、ますます消耗していくというスパイラルに陥ります。要は慣れの問題だと簡単に片付けることはできるのですが、まさに問題はそういう環境に慣れていないという部分にありまして、早い話が体を適応させれば済むんですけれども、体を鍛える前にモノに頼ってしまうというのが本ブログの趣旨です。
tori-bird写真が下手疑惑。
そんな私の冬の必携となったウエアがこちらのArcteryx - Atom LT hoodyです。何度もしつこくプッシュしてすみません。「アーク?けっ、非モテ必死だな」と言われたりしておるのですが、なにもモテたいがために着ているのではなく、あくまでその機能に魅了されているとお伝えしておきます。
脇から胴体側面にわたってがっつり設けられたストレッチ部分が、動きやすさだけでなく抜群の通気性も保ってくれるおかげで、ハイクアップ時の蒸れを効果的に排出してくれます。それ以外の部分はコアロフトという断熱素材が入った耐風性のシェルに覆われているため、動いているときも止まっているときも体温調整が容易です。もっとも、両サイドの通気性が良すぎて風を受けると涼しくなりすぎるのですが、そういう場合はPatagonia - Nine Trails Jacketか、Integral Designs - eVENT Thru Hiker Jacketを着るようにしています。薄手のウィンドシェルか雨具を上から羽織る、もしくはインナーを厚手にすることで回避することもできるでしょう。
こうしたことと合わせてここ何回か使用した経験から言わせてもらうと、これは中間着ではなくアウターであり、停滞時の防寒着というより行動着としてみなすべきと感じました。保温力だけを求めるならば、PatagoniaのNano Puff Jacketを選んだほうが合理的かなとも思います。ただ、行動時にも着れる場面が多く、それでいて上からもう1枚羽織れば胴体に詰まったコアロフトがしっかり断熱してくれるという部分を考えると、Atomのほうが重量効率が良さそうですが、どうでしょうか。
どうも日常生活と掛け離れた低温下ではただそこにいるというだけで体力が奪われていくような気がしますし、動けば暖かくなるのですが、今度はそれで暑くて汗をかいて体温調整で忙しくなり、ますます消耗していくというスパイラルに陥ります。要は慣れの問題だと簡単に片付けることはできるのですが、まさに問題はそういう環境に慣れていないという部分にありまして、早い話が体を適応させれば済むんですけれども、体を鍛える前にモノに頼ってしまうというのが本ブログの趣旨です。
tori-bird写真が下手疑惑。
そんな私の冬の必携となったウエアがこちらのArcteryx - Atom LT hoodyです。何度もしつこくプッシュしてすみません。「アーク?けっ、非モテ必死だな」と言われたりしておるのですが、なにもモテたいがために着ているのではなく、あくまでその機能に魅了されているとお伝えしておきます。
脇から胴体側面にわたってがっつり設けられたストレッチ部分が、動きやすさだけでなく抜群の通気性も保ってくれるおかげで、ハイクアップ時の蒸れを効果的に排出してくれます。それ以外の部分はコアロフトという断熱素材が入った耐風性のシェルに覆われているため、動いているときも止まっているときも体温調整が容易です。もっとも、両サイドの通気性が良すぎて風を受けると涼しくなりすぎるのですが、そういう場合はPatagonia - Nine Trails Jacketか、Integral Designs - eVENT Thru Hiker Jacketを着るようにしています。薄手のウィンドシェルか雨具を上から羽織る、もしくはインナーを厚手にすることで回避することもできるでしょう。
こうしたことと合わせてここ何回か使用した経験から言わせてもらうと、これは中間着ではなくアウターであり、停滞時の防寒着というより行動着としてみなすべきと感じました。保温力だけを求めるならば、PatagoniaのNano Puff Jacketを選んだほうが合理的かなとも思います。ただ、行動時にも着れる場面が多く、それでいて上からもう1枚羽織れば胴体に詰まったコアロフトがしっかり断熱してくれるという部分を考えると、Atomのほうが重量効率が良さそうですが、どうでしょうか。
Posted by tori-bird at 08:22│Comments(6)
│ウェア
この記事へのコメント
なんだか容疑者の証拠品写真に
見えてしまうのは、私だけでしょうか・・
見えてしまうのは、私だけでしょうか・・
Posted by こいっち at 2010年01月22日 11:45
こんにちは。
このジャケットってモンベルのサーマラップJKTと同じ感じって仰ってたやつですかね?
行動中に着れるのでしたら
HAGLOFS LIM BARRIER PULLOVERとも同じカテゴリーなんでしょか?
HAGLOFS LIM BARRIER PULLOVERは行動中にも着れてよい、とUのお兄さんの教えられたので.....
このジャケットってモンベルのサーマラップJKTと同じ感じって仰ってたやつですかね?
行動中に着れるのでしたら
HAGLOFS LIM BARRIER PULLOVERとも同じカテゴリーなんでしょか?
HAGLOFS LIM BARRIER PULLOVERは行動中にも着れてよい、とUのお兄さんの教えられたので.....
Posted by ane at 2010年01月22日 13:23
>こーいち兄さん
つい出来心で。反省してます。
それより例のテレビのyoutube見たんですけど、
ちょっと本当に困ります。
全国放送であんなに「とりとり」連呼した上に、丸裸な映像まで!!
もう全国の鳥ファンから悲鳴が殺到してます。
つい出来心で。反省してます。
それより例のテレビのyoutube見たんですけど、
ちょっと本当に困ります。
全国放送であんなに「とりとり」連呼した上に、丸裸な映像まで!!
もう全国の鳥ファンから悲鳴が殺到してます。
Posted by tori-bird at 2010年01月25日 20:56
>aneさん
化繊のジャケットなので同じっちゃ同じです。
バリアーのベストなら持ってますけど、
けっこうホカホカで良いです。
でもプルオーバーだしベンチレーションもないし、
ってところがどうでしょうね。
あとフード。
化繊のフードって、ほんとあると便利ですよ。
化繊のジャケットなので同じっちゃ同じです。
バリアーのベストなら持ってますけど、
けっこうホカホカで良いです。
でもプルオーバーだしベンチレーションもないし、
ってところがどうでしょうね。
あとフード。
化繊のフードって、ほんとあると便利ですよ。
Posted by tori-bird at 2010年01月25日 21:03
私もHOODYとJKTの両方を購入しました。
HOODYは文句無しですが、
JKTは襟が低すぎるかな…って感じでしょうか。
アウターにはイマイチです。
HOODYは文句無しですが、
JKTは襟が低すぎるかな…って感じでしょうか。
アウターにはイマイチです。
Posted by loop at 2010年02月09日 12:50
>loopさん
おお、ついにatom賛同者が!!
コメントありがとうございます。
結局寒いのは首筋とそこから入り込む冷気と逃げていく暖気で、
バラクラバならともかくいくら分厚い帽子を被っても
その大事な部分をカバーできないので、
ジャケットから一体に首筋の隙間を覆ってくれるHOODYはえらい、
という理解です。
ペラっとシェルシェルしすぎていると
風は防ぐけど保温効果がないので
化繊の綿が入ってそこそこ防風性もある
このフードがありがたいなぁと思ってます。
逆にJKTはこれから暖かくなる春先に
大活躍するんじゃないですかね。
私もほしいです。
おお、ついにatom賛同者が!!
コメントありがとうございます。
結局寒いのは首筋とそこから入り込む冷気と逃げていく暖気で、
バラクラバならともかくいくら分厚い帽子を被っても
その大事な部分をカバーできないので、
ジャケットから一体に首筋の隙間を覆ってくれるHOODYはえらい、
という理解です。
ペラっとシェルシェルしすぎていると
風は防ぐけど保温効果がないので
化繊の綿が入ってそこそこ防風性もある
このフードがありがたいなぁと思ってます。
逆にJKTはこれから暖かくなる春先に
大活躍するんじゃないですかね。
私もほしいです。
Posted by tori-bird at 2010年02月09日 13:34
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