失敗知らずの長沢背稜踏破計画。
こんにちは。鳥です。
そして私はまた、長沢背稜を目指すのです。
これで実に3回目の挑戦なのです。
つまりこれまで2回も失敗しているということなのであります。
第一の失敗
第二の失敗
ですが、私はこう考えるようにしました。
熟練者なら苦もなく歩けるコースを、
私は3回も楽しむことができる、と。
どうだ、うらやましいだろ、と。
ただ、三度目の正直と言います。
仏の顔も三度まで、とも言います。
さすがに次も失敗したら、先祖に顔向けできません。
そこで次回こそは、入念な準備の上、
確実に成功する方策を練るのです。
奥多摩を2回、丹沢を1回。
少ないながらも山歩きの経験を積み、
失敗を重ね、至らぬ部分が見えてきました。
「おお神よ、私を長沢背稜に連れていってください」
とお願いしても無意味なので、
今までの傾向から分析し、対策を立てたいと思います。
熟練者のみなさま。
「長沢背稜ごときでw」
と嘲笑っていただいても構いません。
この初心者の私めに、良きアドバイスをお願いします。
●ルートおよび日程
wikipediaによれば、
>芋木ノドッケから天目山(三ッドッケ)付近まで
が長沢背稜にあたるとのこと。
これを踏破することを目指す。
前回は「なんとなく川沿いを歩いてみたい」と思って、
遠回りした結果、タイムオーバー。
寄り道で体力を失うよりも、時間のロスが痛い。
そして何より、冬山はコースタイム通りにいかないことが判明。
私なら最低でも5割増し、ところによっては倍を見込むべき。
1) ヨコスズ尾根から一杯水へ
2) 小川谷林道から酉谷へ
3) 八丁橋から天祖山へ
4) 大ダワ林道から芋木ノドッケへ
どこから取り付くのが適切だろうか。
2、3だと背稜の途中から顔を出すことになるので、
できれば避けたい。特に3は道が危ないとも聞いた。
4はいきなりきつすぎるような。下りでいきたい。
やはり歩いたことがある1を選ぶべきか。
すると踏破を断念した場合のエスケープが
2と3となる。
仮に1からスタートする場合、
1泊目:一杯水避難小屋or酉谷避難小屋
2泊目:水松山付近or芋木ノドッケ付近
となるだろうか。
1日目に酉谷まで歩いて距離を稼ぎたいが、
一杯水の薪ストーブが恋しい。
●ウェア
アウター:OR ミスリルストームシェル
ミッド:OR 薄手のニット・MHWの吸汗シャツ
ベース:ファイントラック・フラッドラッシュメッシュ
インシュレーター:WM メルトダウンジャケット・MHW モンキーマンジャケット
ボトム:パタゴニア バックカントリーガイドパンツ
タイツ:ブレスサーモ
靴:バスク ベクターミッド
アイゼン:カツーラ アルミクランポン
ザック:オスプレイ エクソス46L
これが今のところ私のマックス装備。
削れるものはないといった感じ。
今までは幸いにも天気がよく、
小屋か麓に近い場所しか歩かなかったこと、
そして今の上下でもそこそこ撥水力があるため、
ハードシェルを持たなかった。必要だろうか。
OR ミスリルストームシェル
→バイクで雨に降られたが、小1時間ぐらいなら問題なしだった。
●ギア
テント:MSR ハバHP
踏破が目的なので、タープはやめておこう。
少し重いがハバHPで。設営の時間短縮にもなる。
タープが張りたければまた行けばいいのだ。
グランドシート:オールウェザーブランケット
マット:サーマレスト z-lite(購入予定)
シュラフ:Golite アドレナリン0
ネオエアーが登場するまでの繋ぎとして、
プロライトの新しいのを買うか迷う。
旧版でもいいじゃん、と言われそうだが、
そこはミーハーなので、仕方ない。
ストーブ:プリムス、T`s stove
ガスと固形を両方持っていく。
というのも、前回2泊した際、ガス缶が1個で
足りるかどうか不安で、2個持っていき、
結局使わなかった。
T`s stoveなら燃料も含めてガス缶1個と
変わらないか、それ以下の重量に収まる。
ガスが壊れたときや、使えないときの代替手段
としても有効だ。
固形だけでいくのも有りかもしれないが、
雪を溶かさなくてはならなくなったときに辛い。
●食料・水
ふだんあれだけ飽食している私だが、
山に入ると意外に簡素な食事に耐えれることがわかった。
耐えれるというより、SOYJOYが好きなのだ。
そのため、思い切って朝・昼はSOYJOYなどの簡易食とする。
水の節約にもなる。重量もたいしたことないので、
非常食としても多めに持っていこう。
栄養が足りない?脂肪はたっぷりある。
そうなると今までの経験上、一日1L以内で収まりそうだ。
なので、スタート時の水は2.0Lとし、軽量化に努める。
酉谷の水場で補給できることを前提とし、
補給できなければ、撤退を判断するポイントになる。
雪を溶かせばいいが、時間のロスが大きい。
水が凍ってしまう対策はどうしたものか。
前回は寝る前にクッカーへ水を満たしておき、
朝起きて氷をそのままバーナーの火で溶かした。
しかし行動時も氷点下だとすれば、
水は常に氷。サーモスが必要だろうか。
●その他
前々日までに準備を整え、前日はよく寝る。
おそらくこれまで失敗した原因の50%以上は
「寝坊」に起因している。
救急道具は
これを参考に用意することにした。
熊対策はどうしたものか。スプレー高いなぁ。
◆
と、まずはここまで。中途半端ですみません。
来週の土曜決行を予定しているので、
それまで記事を更新していきます。
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