夏の北海道ツーリング&登山計画[ルート編]
こんにちは。鳥です。
うちの会社にお盆休みなんかありません。世間がゆっくり休んでる間に、奴隷のごとく働かされるわけです。そりゃ、愚痴の一つや二つ言いたくなります。ろくに仕事せずネットサーフィンに明け暮れてても不思議はないでしょう。
まぁ、だからって休みがないわけじゃなく、「代わりに好きなトコで有給使っていいよ」という制度があります。おおぅ?その口振りは恩着せがましいにもほどがあろう!と憤ってみたいのですが、「へへぇ、ありがとうごぜえやす」と床に手を着き額を地面にこすりつけますよ。今回ばかりは。
なぜならこんな息苦しくろくでもない社会の枠組みから抜け出し、私はこの夏、北の大地へ向かうからです。ざまあみやがれ、奴隷どもめが。ぐうぇぐうぇげふぇふぇふぇ。あらやだ、いけない。爽やか笑顔を忘れそうになりました。スマイルスマイル。ウフフフフ。
日時は8月某日より、9月初頭にかけた6日間なり。飛行機のチケットは、すでに首尾よく取得済み。[羽田発、旭川行き]と[稚内発、羽田行き]がそれ。旭川から稚内まで自転車で駆け抜け、利尻島に渡り、利尻山を登頂するのだ。自転車はできるだけゆっくりと。山での体力を温存するため、ローディに抜かれようと気にしない寛容さ、器の大きさを発揮すればよい。山での体力を温存するためだから、仕方あるまい。
さて、そこで問題が。
コース、どうしよう。
いずれにしろ、3つに1つだ。どれを選んでもたいして距離は変わらない。一般的には、日本海側が人気だろう。水平線上に利尻・礼文両島を見据えながらならば、ペダルを漕ぐ両脚も多少は軽くなるというものだ。
最もきつそうなのが、天塩川に沿って北上していく真ん中のルート。特に、後半はおそらくちょっとしたヒルクライムとダウンヒルの連続だろう。右にオホーツク、左に日本海という景観が楽しめそうなのが、唯一の救いか。
最後に、オホーツク海側を沿って進むのも捨てがたい。遠回りになってしまうが、遠回りするだけの意味が、実はある。かつて訪れた、懐かしきクッチャロ湖に再訪するためだ。おっと、これ以上詳しく語るのはやめておこう。犯罪者は現場に戻るというが、それなら恋も犯罪だ。
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