【冬山装備】テルモス購入。
こんにちは。鳥です。
未知なる世界、冬山。
そこにはどんな困難が待ち受けているか、
全くイメージがつきませんでした。
今からちょうど一ヶ月前までは。
それから2度の失敗を経て、
この私もいい加減、学んだことがあります。
要は、水問題をどうするか、ということです。
水が足りなくなれば山歩きを続けられないし、
水が多すぎたら重くて歩くペースも遅くなる。
これを解消することが
長沢背稜攻略のカギだと、
私は考えたのです。
そこで、みなさまからアドバイスいただいたこれを、
手に入れましたよ。
サーモス 「山専ボトル」ステンレスボトル0.5L/4,200円
保温効力 : 76度以上(6時間)/49度以上(24時間)
※保温効力とは、室温20度において製品に規定量の95度の熱湯を満たし、所定時間放置した場合の温度です。
やな先輩の
こちらの記事を参照して、
無印サーモスでお安く済まそうかなぁと
思ったりしたんですが、心配性な私には、
やっぱり口径サイズによる保温力の違いが
無視できませんでした。
そうそう、念のためどうしてこれが必要なのかを
説明しておきましょうか。ええ、全て人の受け売りですよ。
氷点下になる冬山では、水はほとんど凍ります。
ボトルの中で固まったそいつを溶かすためには、
1.そのへんの雪を集めて溶かし、お湯をつくる
2.お湯をボトルに移して氷を溶かす
これを何度か繰り返さなければ、
貴重なお水が手に入りません。
手もかじかんでくるし、大変です。
さらに、寒さのためにバーナーの効率も悪く、
時間がやたらとかかり、燃料の消費も激しくなります。
結果、予備の燃料を1つや2つ持っていく羽目に。
しかし、このテルモスがあれば!
まず、中身が凍りません。
あらかじめ熱湯を入れておけば、いきなりお湯から
スタートできるので、1の工程を大幅に短縮できるのです。
あるいは、ボトルの氷を溶かさずとも、雪をお湯で割って
効率的に大量の水を手に入れることもできます。
いっそのこと、ボトルの水を持っていかずとも・・・
とすら思えてきます。
320gの重さも、燃料を1個省くことができれば、
たいした重量増ではないでしょう。
何より、休憩時にバーナーを出さずとも、
あたたかいお湯がすぐ手に入るならば、
もうこれは「たかが320g」なのですよ。
どうして今まで買うのをためらっていたかと、
さっきから出てくるのは後悔ばかりです。
考えれば考えるほど、
シーマサさんが“必携”という理由がよくわかりました。
今さらながらな記事でどうもお恥ずかしいですが、
まだ山に取り付いたわけでもないのに、
なんだか一歩前進したような気がしていますよ。
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